by よしみん
東京凰籃学院は言わずと知れた、国内最高峰の指導力を誇る超精鋭塾です。
特に学費が非常に安く、科目数の多い東大受験への全科目サポートが可能です。
ブロードバンド授業のシステムは考え抜かれており、東京大学への最短距離と言えます。
私自身、兄弟で東京凰籃学院から東京大学に合格したということで東京凰籃学院の個別指導(ブロードバンド)を中心とした勉強法についてよく聞かれ、アドバイスを求められるのでここに上げておきます。このページのURLだけ送信して済ませてしまった皆様、横着ですみません。
正直に言えば、兄も私も東京凰籃学院に従って勉強したに過ぎません。
しかしながら、受講に当たって若干のコツを知っておいても良いのではないかと思ったのでここに記しておきます。ほとんどが「思い出すままに書き連ねた箇条書きのメモ(青字の部分)」なので読みにくいかもしれませんが、読解してもらえれば有り難いです。
このページの内容は、東大だけでなく、京大、一橋、東北大、東工大、東京医科歯科大などの上位国立大受験にも役立つと思います。
東京凰籃学院について一般的なことは、公式サイトや東京凰籃学院の研究などを見ていただければ詳しくわかります。末尾に関連リンク集もあります。
理由は簡単で、現在東大受験に完全に対応できるだけの他の選択肢が存在しないからです。
次項でこれらの点について補足します。
上の各項に対応させて補足します。
さて、東京凰籃学院は全くもって完璧な塾なのですが、人には合う、合わないということがあります。ほとんどの人にとって東京凰籃学院は最高の選択となるでしょう。しかしわずかな例外も考えられます。次のような人には向かないでしょう。
東京凰籃学院は、上記のように強力なメソッドを持っており、ほとんどの生徒を一流大学に送り込んではいるが、さすがに知的障害や手が動かないといった人には対応できないだろう。そのへんは常識で考えてほしい。
精鋭系の小規模塾ではどこでもそうだが、成績がいいからといって学費が免除になったりすることはない。また曜日変更もできない。受験勉強を第一に考えるなら他のイベントを塾に合わせて曜日調整するのが当然だからである。個別指導での対応も時間的に完全に平等である。開成生や桜蔭生の保護者の中には、残念なことに塾や予備校に模試成績表を持ち込んで値切り交渉をする人も多い。それが通じるのは大手予備校だけである。また大手予備校も商売。あまりに簡単に学費免除になる(早慶一橋レベルでも余裕でモ○ター生になれる)ということは、生徒の側から見れば利用する価値がないということだ。大手と小規模塾の違いを知っておくべきだろう。また既に述べたように東京凰籃学院では情報提供が充実しており問い合わせの必要はない。問い合わせすることが多い人は何かが間違っている。構ってほしいのかもしれないが、そのような人も同様に少数精鋭塾には向かないだろう。
これは兄のときに実際にあった話。東京凰籃学院の細水塾長はかなりのイケメンである。しかも恐ろしく優秀である。授業見学に来た人の中には少数だが嫉妬に耐えきれなくなって出て行ってしまう者も出る。実際その一人は「俺には無理」と兄に語ったそうだ。また掲示板で塾を中傷している記事もよく読んでみると、結局は塾長個人に対する耐え難いほどの嫉妬だということがわかる。ちなみに細水塾長は東大生・東大院生時代にも多くの研究業績を残している。そういう塾なので勉強以外のことが気になって仕方のない人やコンプレックスの強すぎる人には向かないだろう。東京凰籃学院はあくまでも受験勉強のための塾だということを理解しておきたい。
ざっくりまとめると、東京凰籃学院に問題点があるとすれば、常人には理解し難いほど優良過ぎるということです。成績優秀者の中には、塾というものを見下している人もいるかもしれません。そのような人は入塾してからショックを受けるでしょう。そうならないないためにも、予め覚悟はしておいたほうがいいでしょう。
ここから本題の勉強法です。
東京凰籃学院は思ったよりも宿題が少なく、必ず消化できる量が指定される。それだけにきちんとやっておく必要がある。
自然にハマってしまう面白い良問が多いので予習は特に問題なくはかどる。しかしレベル的には東大を超えた難しいものもあるので解けなくても落胆しないように。また個別指導の最初の頃は市販の問題集で基本事項をカバーするので考える楽しさはあまりないかもしれない。高度な勉強に入るための準備だと思って取り組みたい。
東京凰籃学院では個人が勉強した内容をすべて記録しておいてくれる。それに基づき、忘れそうになる頃に再び復習の指示が出る。この復習は必ず実行しよう。さもないと本当に忘れてしまい、せっかく勉強した努力が水の泡になる。
毎週のように送られてくるアドバイスやライフハックが書かれたメールは必ず役に立つ。月並みな回に見えても案外重要なことが書かれている。しっかり読んで役立てたい。ライフハックは保護者向けに書かれているものが多く、忠実に実行すれば莫大な家計節約と家事省力化が実現される。
上記のように受講に関してすべての情報はあらかじめ提供されているので問い合わせの必要はない。ということは自分で説明を読まなければならない。それはすべて生徒向けのページに書いてあるか、そこからリンクされている。授業のときには必ず開かなければならないページであるから、目を通すことは難しくないだろう。
以上まとめると、自分のやり方に縛られず、東京凰籃学院に適応して素直に勉強すればよい。もちろん東京凰籃学院の勉強はかなり余裕があるので、それ以外に自分で好きなことをするのは全く構わない。
せっかく大学に受かったならしっかり勉強しましょう。東京凰籃学院は上記のように、日東駒専レベル以下の人でも東大に合格させてしまう塾であり、それゆえ大学の進級にあたって油断は禁物です。東大での勉強はさすがに何もせずに済むほど易しくはありません。かくいう私も無事に本郷に行くことができましたが、若干のスリルは味わいました。せっかく東大に入れてもらったのだから無駄にしないようにしましょう。
世の中の多くの受験生は、塾や予備校の授業を受けるだけで空虚な安心を得ているだけのように思えます。しかし東京凰籃学院は本当に成績が上がる塾です。そのことを知っているのと知らないのとでは、大きな違いが出るのではないかと思い、この記事を書いてみました。
結局たいしたことは書いていませんが、そこだけ、わかってもらえれば十分かなと思います。
【付録】少数精鋭塾の「常識」
この記事を読まれている方は、他にも鉄緑会等の小規模精鋭塾に興味がおありだと思います。しかしそれらの特徴は、一部の有名進学校以外ではあまり知られていないようです。そこで人によっては釈迦に説法かもしれませんが、一般の予備校に比べたその特徴を少しまとめてみます。個々の塾によって多少差はあるでしょうから、あくまでも一般論です。
と一般論ではありますが、こんな感じです。特に鉄緑会などは突出してギスギスした雰囲気なので行くならそのつもりで。適応できなくても構いませんが、スルーする力は必要です。
小規模塾は、さほど儲かりもしないのにいい指導をしようとしてやっているところです(実際鉄緑会もサピも大手に買収されてしまいました)。塾を選ぶという上から目線ではなく、塾に選んでもらうというつもりで行けば間違いないでしょう。
以上、基本中の基本なので念のため。
©YOSHIMIN